月刊フローリスト編集部公式ブログ フローリスト

こんにちは。毎月8日発売の月刊フローリスト編集部です。毎月の記事のこと、編集者やライターの日常のこと、雑誌が主催するコンペティション「フローリスト・レビュー」のことなどをお届けします。

こちらで掲載している、雑誌・書籍は時期により品切れになる可能性もございますのでご了承ください。

2012-05-18

東京スカイツリー周辺 先取りレポート!  その2

さて、東京スカイツリー開業まであと数日。今回は緑化の観点からレポートします。

そもそも、スカイツリーが建てられた場所
「押上」という地名は、
土砂が堆積し陸地化していく様子を示している
と言われています。

そこでスカイツリー周辺のランドスケープ計画に際し、
「積層する台地が緑の丘になっていく」つまり
「スカイツリーという名の木が、緑の丘にそびえる」という
ストーリーを描いたそうです。


それゆえ、エリアの緑化には力が入っているようです。

















たとえば、建物のいたるところに
このような「植栽バルコニー」が見えます。

ほかにも緑のカーテンやビルの壁面緑化、
低層階屋上ガーデンなど、多種多様な手法で「立体緑化」を構成。

立体緑化の植栽に使われているのは
高木32種、中低木110種、地被類80種。

高木は
アカマツ、クロマツ、アカエゾマツ、ゴヨウマツ、
コウヤマキ、クスノキ、シラカシ、アラカシ、ソヨゴ、モッコク、
ヤマザクラ、コナラ、アオハダ、イロハモミジ、オオモミジ、ズミ、
ヤマボウシ、コブシ、ナキニレ“みのり”、ウメ、リンゴ、ハナモモ、
ウンシュウミカン、サクラ“アマノガワ”、ゴテンバザクラ、カツラ等


中低木は、
アオキ、アセビ、カンツバキ、キンカン、キャラボク、ミツバツツジ、
ホザキシモツケ、ドウダンツツジ、マンサク等


地被類は、
リュウノヒゲ、ノシラン、ヤブコウジ、ツワブキ、ベニシダ、
ノカンゾウ、ヤブカンゾウ、キキョウ等

だそうです。


編集部(と)が撮りました。





















階段とエスカレーターの間には
流れる滝をイメージした植栽を配置。
ヘメロカリスやアジュガ、リシマキア、ヒューケラ、アガパンサス等
四季折々に花を咲かせる草花を植えてあります。



撮影機材/OLYMPUS PEN E-PL3





こちらはイベントスペースともなる「ソラマチ広場」。
噴水もあるこの場所には、
江戸の水辺を感じさせるクロマツ、シダレヤナギ、シダレザクラ
をはじめ、コウヤマキ、アカエゾマツなどを植えているそうです。



撮影機材/OLYMPUS PEN E-PL3





お次は、建物8階にあるこちらの「ドームガーデン」。

真ん中にどどーんとあるプラネタリウムのドームがシンボルで、
それにちなんでシャクナゲ“太陽”やヤマボウシ“月光”等
星にまつわる植物を随所に植えてあります。
植栽への水やりは、雨水を利用しているそうですよ。

ちなみにこのドームガーデンは、
スカイツリーの二つの顔を楽しめる特等席。
特に夜がロマンチックでおすすめです。
どんな顔かは……行ってみてのお楽しみで。



















そしてこちらは、5階屋上にある「ファームガーデン」。

農の風景をテーマに、リンゴやミカンなどの果樹を配し、
庭園内には農作物を育てる畑もありました。


















まだありますよ~。


東京スカイツリーの入り口フロアのある4階に
位置する「スカイアリーナ」。


撮影機材/OLYMPUS PEN E-PL3





















ここにはなんと、4千本(!)もの
モミジ類の苗木が植えられているそうです。
そのほか、通路を挟んでヤマザクラを配するなど
今から来年の春が待ち遠しい演出がなされています。

















スカイアリーナは本当にタワーの足元がすぐそこ!
ここがビルの4階だなんて、
信じられませんでしたよ~。

編集部(と)が撮りました。





















今はまだ植えられたばかりで小さな植物たちですが
これから大きくなるのがとても楽しみです。

タワー周辺全体を、緑の丘に。
なんだか素敵ですよね。

ということで、東京スカイツリーレポートは終わりです。
ご高覧ありがとうございました!



東京スカイツリーホームページ
http://www.tokyo-skytree.jp/


Photo all (c)kieko miura



































今回もPENを使いましたが、
トイフォトのいろいろな機能がついていて
とても楽しかったです。



OLYMPUS PENホームページ
http://olympuspen.com/jp/




撮影機材/OLYMPUS PEN E-PL3




































2012-05-16

東京スカイツリー周辺 先取りレポート!

5月22日、いよいよ開業する「東京スカイツリー」。


もちろんツリーそのものはきになるところですが、
大きな周辺施設「東京スカイツリータウン」も
さまざまな施設が入っていて興味津々です。

ということで、先日スカイツリータウンの内覧会に
行ってきましたので
その内容を開業に先駆けてレポートしちゃいます。










駅の入り口。




東京スカイツリーは、
東武鉄道伊勢崎線の
「とうきょうスカイツリー駅」直結。
以前は「業平橋」という駅名でしたが、
開業に合わせて改名!

というのはご存知の方が多いかと思います。







駅は白くてピカピカ。
連絡路近くには飲食店や雑貨屋さんなど
すてきなお店が並ぶようです。

おしゃれな通路。






















併設する「ソラマチ」にもたくさんのショップが入ります。
左側がソラマチの建物。

















中にはなんとプラネタリウムまでありました。
ソラマチの7階にある「コニカミノルタプラネタリウム天空」。
天空入り口。きれいなお姉さん。(c)kieko miura
少し狭い感じがちょうどいい。(c)kieko miura





なんと美しい映像!(c)kieko miura


リアルで美しい空。しかもとってもダイナミック!
なんだか3D映像のような感じでした。
しかも、リクライニングシートの座り心地がすばらしい……。
内覧会当日は数分のデモ映像でしたが、
あのまま見続けていたらきっと眠っていたと思います。

手ごろな日常を忘れてしまうプチトリップです。









癒し、といえば、もう一つ特筆すべき施設が。

それは……


水族館!


ソラマチの5・6階は「すみだ水族館」と名を冠した
水族館になっています。
ビルの上階に水族館……なんか不思議です。

入り口にはかわいいロゴ。











ビルの中にあるし、ちょっとしたものかなぁなんて思って入ったら
いえいえ、かなり本格派!


と、いうことで、
しばし美しきアクアワールドをご堪能ください。



お迎えのクラゲ。(c)kieko miura

ふよふよ~。(c)kieko miura

コイツもクラゲ。(c)kieko miura



















クラゲ研究室!? 実験の様子が見えます。









まぜまぜ。スムーズな手つきの研究員さん。









(c)kieko miura



2階層分ぶち抜きの巨大水槽は大迫力!
愛らしい魚とサメと思しきいかつい子が一緒に
水槽でゆらゆら泳いでいて、幻想的です。

(c)kieko miura




幻想的な世界!







しかもしかも、水族館のアイドル ペンギンとの
距離がめちゃめちゃ近い!
ガラス一枚隔てて目の前にペンギン。
上部が空いているので、水槽というよりプールという感じです。

群れるペンギンたち。のほほん。(c)kieko miura




近すぎてペンギンが元気に泳いだら
水がかかってきました。

この愛らしいこと。






泳ぐの早!!!! (c)kieko miura


浮かぶペンギン。ぷかぷか目の前に。(c)kieko miura





都会のオアシスとはまさにこのことか、と。

この水族館、9:00~21:00まで営業。
入場料2,000円ですが、年間パスポートが4,000円と
近くに住んでいたら確実に通いたいスポットでした。







ということで、今回はこれまで。
次回は屋上庭園やビル緑化のミニミニレポートです。

ちなみに、今回のブログの写真
雰囲気のあるトイカメラっぽくなっている写真は
オリンパスの「PEN」で撮りました。
ミラーレスって軽いですね。びっくりです。
それでは、また次回。


















2012-05-08

フローリスト6月号 発売です!


たとえば、余った布の端切れや小さなボタン、
食器やフォトフレームなど。

元々は花を生けるために作られた
ものではない物も、
アイデア次第で花の作品や商品に
プラスワンの付加価値・独自性を
生み出すことができる格好の材料に!

というテーマでおくる、6月号の特集は


「アイデア次第
 プチプライスグッズが素敵な商品に大変身!」





その特集の中身をちょっとチラ見せ。
コチラ↓↓↓の写真。素敵なアンティーク風の楽譜やタグですね。


なんとなんとなんと! 
これは「とあるモノ」を使って
100円ショップのフツ~のタグや
古本の楽譜を加工したもの。

低コストで制作時間もわずか数分。
手順もとても簡単。

味気ないコピー用紙なども
この方法を使えばアンティーク風に!



これは100円ショップ商品リメイクの達人に教えてもらい
特集内で紹介している技のひとつです。

ほかにも新品のブリキを古めかしくする方法、100円ショップの
プラスチック製フォトフレームをウッド調のアンティークにする方法など
驚きのアイデアを紹介しています。





このように、
100円ショップや量販店などで手に入る、
安くて手ごろな価格「プチプライス」なグッズを
商品・作品制作に生かさない手はない!

ということで、さまざまな角度からアプローチ。

フローリスト・フローラルデザイナーたちによる
センスたっぷりのグッズ使いから、
達人が教える100円ショップリメイク技まで
バラエティー豊かに紹介します。

本誌人気連載の三代川純子さんによる、
パリスタイルの小物アレンジ
新アイデアにも注目です。




そのほか、好評シリーズ第二弾
「スウェーデンの花を訪ねて」も掲載しています。

『フローリスト6月号』、ぜひぜひ手に取ってみてくださいね!





2012-04-27

パリの花修行物語

パリの花修行物語、ついにフランスへ。
58日発売の6月号では、いよいよパリでの生活が始まります。
お楽しみに!













と、月刊フローリスト連載のこの話は著者の斎藤由美さんの経験談なのですが、
斎藤さんは、ご存知の通り、現在ではパリで活躍するトップフローリストの一人です。

つい先日まで、
パリのフローリスト、「Rosebud」ヴァンソン・レサールさんとともに、
日本各地でデモやレッスンをされていました。


photo all  (c) Satoru Tokuda


ヴァンソン・レサールさんは、有名花店「クリスチャン・トルチュ」で同僚だったシリル・コルソンさんと(マネージメントを担当するローランスさんも)ともに2010年に「Rosebud」をオープン。顧客には、ヴァンソンさんの装花を絶賛する三ツ星レストランシェフや有名パティシエなどの名前が名を連ねています。

ヴァンソンさんの情報は
http://p.tl/fTlO-


(斎藤さんのブログによれば、
 無事にパリに戻られました)



6月号もお楽しみに!










Rosebudも掲載しています
「ヨーロッパのフローリスト」
好評発売中です〜


ISBN:978-4-416-41107-0
著者名:フローリスト編集部 編
判型:A5
ページ数:128
本体:1,800 円

2012-04-25

ちょっと先取り! 話題の「渋谷ヒカリエ」オープン前レポート (後編)

さて、昨日ご紹介した注目の新スポット「渋谷ヒカリエ」。
昨晩のニュース番組でも取り上げられていて、ますます熱気を感じます。

そして今回はいよいよ本題。
そのなかに入っているお花屋さんをレポートいたします。


まずご紹介するのは、「ヒビヤカダン スタイル」。
ヒカリエで日比谷花壇がおくるのは、女性らしい優しいテイストのお店です。

かわいらしい外観。開放的で入りやすい!

ヒビヤカダン スタイルが入るのは、
女性が心ときめかすような可愛らしい雑貨やコスメ、
フレグランスなどのショップが並ぶ渋谷ヒカリエ ShinQsの 1階。

色と香りでお出迎え。


歩道からヒカリエに入ってすぐの
場所に位置し、
入り口を入って目に飛び込んでくる
生花の美しさは
とても目を引く存在です。

おもてなしの意味も込めて、
入ってすぐ生花が見えるよう
ディスプレーしてあるそうで、
色とりどりの花がフロア全体に
華を添えていました。

同店では、これまでの店舗よりも雑貨の割合を多くし
「花と雑貨」のコラボレーションを提案しています。

ボックスの丸い形もキュート。

こちらは、日比谷花壇の他店舗にはない、
同店オリジナルの商品。

生花のボックスアレンジに
香りをつけたカードを入れていて、
ふたを開けた時に生花とカードの香りが一面に広がる
豪華な香りのサプライズ!
女性へのプレゼントにぴったりです。
見やすく手に取りやすい陳列。



店内にディスプレーされているアイテムは、
什器以外すべて商品とか。

パリで仕入れたものやフレグランス関連のものなど
魅力的な雑貨が並びます。
手元がぐっと華やかに! 価格もお手頃。




ドライフラワーのネイル用アイテム
なんて、乙女心をくすぐるものも。
パッケージは
オリジナルのものを作ったそう。






行儀よく並ぶミニブーケ。



もちろんミニブーケなど
生花の商品もあります。


















そしてなんといっても立地。
同じフロアに素敵なショップがたくさんあるので
その利点を生かさない手はありません。
コスメ、雑貨など購入したものを持って来れば
生花を使ったボックスアレンジメントで
素敵にラッピングしてくれます。




ラッピングに使う
ボックスは同店用に作った特製で、
淡い甘い色味が女性受けしそう。

雑貨との相性もばっちりです。
 訪れる女性客の心をぐっとつかむコンセプトと商品。
今からオープンが待ち遠しいですね。





そのほかもう一店。
2階の通行量の多い外通路に面して「青山フラワーマーケット」があります。
入り口をご覧いただいてもわかるように、とっても小さなスペース。





その小ささは同店の中でも一番だそうです。
それだけに商品の配置、動線が
徹底的に考え抜かれたレイアウトになっています。

この通路、なんと1秒間に1人が通ると言われるほど
人の行き来の多いところ。
実際現地にいると、足早に歩いていく人が次々と通り過ぎていきました。
男性ビジネスマンも多いようです。

この立地から、
・商品は手早く手軽に買えるものを。(さっと買えるクイックサービス)
・お店のポップや看板は、歩きながらでもよく見えるよう字を大き目に。
・フレグランスをまいて香りでもお客様を誘導。
・男性でも入りやすいよう、男性スタッフを他店より多くしている。そうです。


小さなかわいい花器が、レジカウンター前に。


また、ヒカリエのメインターゲット
「20~40代女性」を意識して
アロマや小さな花器などの雑貨も
多く取り揃えています。


ローズソープとバラのアレンジ。


あと、上階のインテリアショップで結構グリーンを
販売しているところがありました。

とある雑貨店の入り口に、かなりのボリューム。












鳥のオブジェやジョウロなど、小物も豊富。








母の日キャンペーンも開催中。




















やっぱりインテリアとグリーンは密接なんですね。
そのほか、ヒカリエのところどころに生のグリーンを使った装飾がありました。
休憩スペース一面のグリーンウォール。




休憩場所のグリーンウォールは一瞬
造花かな?とも思ったのですが
近づいてみるときちんと生でした。











こちらは
エレベーターホール前の装飾。











最後に余談ですが、1階の天井上部は四葉のクローバー模様になっていて





このなかにひとつだけ、
ゴールドの四葉のクローバーがあるそうです。
見つけたらちょっとハッピー気分!
探してみるのも楽しいかもしれません。
(私は見つけられず……)


どこかにないかな?






これにて渋谷ヒカリエレポート
終わりです。
ありがとうございました!